部屋のドアが…困ってます
		Ｑ．困ってます！ 重度の知的障害者です。お部屋に入っていただくと「出してほしい」と言って、中からドアを激しく叩きます。出ていただくと一晩中歩き回って寝ていただけません。また、ドアを開け放しにしておくと、他の利用者が中に入って荒らしてしまいます。何かアイデアはありませんか？ Ａ．ウェスタンドアはどうでしょう？ 左の写真は、一枚のドアを上下に切り離したものです。上のドアは内開きに、下のドアは外開きにしました。どちらにもノブと鍵があります。下のドアだけ閉めておくと利用者の方も安心していただけるようです。上のドアは普段はチェーン錠で内側の壁に固定しています。蝶番を左右に取り替えるのが少し難しいです。（Ｓ） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　←挿絵に触って！

タンスが荒らされて…困ってます Ｑ．困ってます！ 認知症の母です。「あれがない、これがない」と言ってタンスを荒らして困っています。いくら説明しても聞き入れてくれません。掛け金とダイヤル錠で開かないようにしましたが、見た目が悪くて悩んでいます。 Ａ．隠し釘はどうでしょう？ 左の写真は、タンスの横の板に中の引き出しごと穴を開けて釘を刺したものです。穴は少し大きめに開け、釘はコンクリート壁用の太いものを使いました。普通の釘よりも丈夫で、抜き差しも楽です。穴は目立たないようにタンスの後の方に開けると良いでしょう。もちろん、お母様にも気づかれないようにしてください。（Ｍ）　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　←挿絵に触って！ ハブラシやコップが…困ってます Ｑ．困ってます！ 重度の自閉症です。洗面所のコップやハブラシに強いこだわりを持ち、すぐに持ち出して外に捨ててしまいます。 グループホームです。コップがひとつしか置けず、皆で使いまわしています。衛生的にも個人で管理していただきたいのですが。 Ａ．個人用ボックスはどうでしょう？ 左の写真は、利用者ひとりひとりのための個人用ボックスです。鍵は利用者一人ひとり違うものを使用していますが、鍵の開閉や管理が出来ない利用者には、スタッフが別々の鍵を用意して開けています。作るのが難しいかな。（Ｙ）　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　←挿絵に触って！ 洋ダンスが…困ってます Ｑ．困ってます！ 軽度の認知症の父親です。洋ダンスにしまってある背広を次々と着て出かけてしまい、どこかに脱ぎ捨てて困っています。カーディガンなど、別の上着を用意してあるのですが、本人は仕事に出かけているつもりのようです。出かけることは仕方がないと思っているのですが、高価な背広が…。 Ａ．横木を重ねてはどうでしょう？ 左の写真は、観音開きの扉の上に、横木を重なるようにして蝶番で止めたものです。扉を開けるためには、この横木を上に跳ね上げなければなりません。左の写真を触って動きを観察してみてください。（Ｏ）　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　←挿絵に触って！ 注意：左の画像をカーソルで触っても変化しない時は、画面上部のInternet Explorer の注意書きから「ブロックされているアクティブコンテンツの実行」を許可してください。これは、Windows XP の Service Pack 2 の機能によるもので、不具合が生じているわけではありません。。

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